GEN-SUNのブログ

海と音楽がライフワーク

金木犀の香りが生んだ歌詞

相当長い期間、サビの最後の歌詞しか出来なかった曲がある。
僕の住んでいるマンションの裏庭で、秋に甘く香る花が咲く木が
与えてくれたイメージ。

曲名は「金木犀の愛」メロディは歌謡曲調のバラードで素敵だと
思っている。
今朝、近くの喫茶店でモーニングコーヒーを飲んで会社に向かう
時に詞がふつふつと湧き出てきて、1時間ほどで仕上げた。
ホント、出来ない時はいくら頑張っても出来ないのに、書き上が
る時は一瞬で出来ちゃう。不思議だ。

メロディも良い当て填り方をしているので書いておきます。


        〈金木犀の愛〉

1.君の笑顔の 奥に隠された 悲しみ見つけられずに僕は

  独りよがりの やさしさだけを 押し付けていた

  甘くかぐわしいほど 胸を切なくさせる

  「真実の愛」 その花言葉 君が居無くなって知った

  金木犀の木陰で ひとり 愛の残り香を嗅ぐ


2.風に漂う 香りが好きと 目を伏せポツリとつぶやく君

  変わらぬ愛を 誓った僕は もう秋の人

  花びら散らせてもなお 金色(こんじき)の雪が積もる

  「初めての恋」 その花言葉 むなしい心に沈んで行く

  金木犀の蕾みに 君は 愛の終わりを告げた

(間 奏)

  甘くかぐわしいほど 胸を切なくさせる

  「真実の愛」 その花言葉 君が居無くなって知った

  金木犀の香りに 愛の面影を探す

  金木犀の木陰でひとり 愛の残り香を嗅ぐ

  金木犀の愛は心に 永久(とわ)の慕情を 刻む