GEN-SUNのブログ

海と音楽がライフワーク

「海に愛された男たち」が来た

昨日の昼前、友人の木村と僕が書き下ろした「ダイバーズエッセイ 海に愛された男たち」
が出版社から届いた。
早速その友人にも手渡し、発刊に際してお世話になった他の友人諸氏、そして我が社員たち
にも配布して喜んでもらった。
8月の発売となっているけど、何か妙な気持ちです・・・25歳から35年を経て、マスターイ
ンストラクターを引退することを決めた翌年の2012年に僕たちのエピソードが出ることに
なったのです。
それも5年前、ある出版社から依頼されて書き出した60ページの小冊子が、270ページ以上
のボりゅームのエッセイになるなんてとても信じられないことです。
書いてるうちに膨れ上がってその出版社のキャパを超えてしまい、致し方なく投稿コンテ
ストに応募しまくって諦めたり、気を持ち直したり、その GOOD OR BAD が何度あったこ
とか。
また、この年になると人に騙されたり裏切られたりすることを異常なくらい用心します。
自費出版等で損をした知人たちの話も聞きながら、1年3ヶ月前から石橋を叩き続けても渡
らない自分がいました。
でも、僕にお金がないことが功を奏したのでしょうか、投稿した原稿を細かい文句をつけ
ながら認めてくれた出版社に背中を押され、努力の甲斐あって今日という日が来たことを
感謝している僕がここにいます。
たとえ、まったくこの著書が売れなくても、僕はけっこう幸せです。
僕自身は嫌な思いをすることもなく、出版社の好意に甘え、その上、担当者が一生懸命が
んばってくれたし、発売を待ってくれている僕のファンも大勢いる。
半生をかけたスクーバダイビングのエピソードを皆さんにお知らせできることは、大金持
ちになる以上に幸せなことだと感謝しています。
7月初旬には和歌山県の観光協会とか商工会議所とかにも話を持っていけるし、知り合いの
ダイビングショップのオーナー連中も楽しみにしてくれているし・・・
我が妻と息子達もたいそうはしゃいでいることなどが大変ありがたいことだと喜んでいます。

「真実だけが心を動かす」  http://gen-sun.com/pg48.html

どうぞお楽しみに・・・